【2022年】マツダCX-30の値引き目標と最大額を引き出すための交渉術
マツダ・CX-30は、スタイリッシュなデザインが目を引く都会派のクロスオーバーSUV。
新型コンパクトSUVとして2019年にデビューしてから、世代を問わずたくさんの人から愛されている人気の車です。
後部座席に大人がしっかりと座れる設計で、荷室フロアも奥行きがたっぷりとられているため、休日のキャンプやアウトドアでも頼りになります。
他のSUVよりも車高が低めなため、立体駐車場にも入れる設計となっており、市街地での買い物や送り迎えにも最適なのです。
2022年8月に一部改良を実施したCX-30は、さらにパワーアップ。
このように、さまざまなシーンで活躍が期待でき、さらに魅力的になったマツダ・CX-30に乗ってみたいと思う人が急増しているとの噂もあるほどです。
本記事では、CX-30を購入しようと検討し始めた方に、値引き額の相場や限界額をグレード別に解説していきたいと思います。
CX-30購入の際に必要な交渉テクニックや値引き情報を事前に入手して、購入価格全体をおさえ、快適なカーライフを手に入れましょう。
230万円台から選べるCX-30の値引き相場を解説
画像引用元:マツダ公式ホームページ
CX-30のグレードは多種多様で、3タイプあるパワートレインは悩むポイントになるでしょう。
1.8Lクリーンディーゼルの「XD」、もっともベーシックなタイプのハイブリッド(e-SKYACTIV G)を搭載した「20S」、世界初の技術を盛り込んだハイブリッド(e-SKYACTIV X)の「X」があります。
さらに駆動方式の選択ができ、グレードの種類は25種類となります。
そのため、購入後の燃費なども考慮すると難しい選択になる車種です。
特別仕様車「Black Tone Edition」と「X L Package」では、シフト方式も選択できるため、運転にこだわりのある方にとってはとても魅力的なのではないでしょうか。
グレード間の車両本体価格は、239〜347万円となっており、100万円強の差があります。
まずは、グレード別にCX-30の値引きについて見ていきましょう。
グレード | 駆動方式 | シフト | パワーユニット | 車両価格 | 平均値引き額 | 限界値引き目標 |
XD Proactive |
2WD | AT | ディーゼル | 2,953,500円 | 8〜15万円 |
25万円 |
XD Proactive | 4WD | AT | ディーゼル | 3,190,000円 | 27万円 | |
XD Black Tone Edition (特別仕様車) |
2WD | AT | ディーゼル | 3,003,000円 | 27万円 | |
XD Black Tone Edition (特別仕様車) |
4WD | AT | ディーゼル | 3,239,500円 | 26万円 | |
XD Proactive Touring Selection |
2WD | AT | ディーゼル | 3,074,500円 | 24万円 | |
XD Proactive Touring Selection |
4WD | AT | ディーゼル | 3,311,000円 | 25万円 | |
20S | 2WD | AT | マイルド ハイブリッド |
2,458,500円 | 18万円 | |
20S | 4WD | AT | マイルド ハイブリッド |
2,695,000円 | 20万円 | |
20S Proactive | 2WD | AT | マイルド ハイブリッド |
2,678,500円 | 22万円 | |
20S Proactive | 4WD | AT | マイルド ハイブリッド |
2,915,000円 | 23万円 | |
20S Black Tone Edition (特別仕様車) |
2WD | AT | マイルド ハイブリッド |
2,728,000円 | 24万円 | |
20S Black Tone Edition (特別仕様車) |
4WD | AT | マイルド ハイブリッド |
2,964,500円 | 25万円 | |
20S Black Tone Edition (特別仕様車) |
2WD | MT | マイルド ハイブリッド |
2,864,380円 | 26万円 | |
20S Black Tone Edition (特別仕様車) |
4WD | MT | マイルド ハイブリッド |
3,100,880円 | 25万円 | |
20S Proactive Touring Selection |
2WD | AT | マイルド ハイブリッド |
2,799,500円 | 20万円 | |
20S Proactive Touring Selection |
4WD | AT | マイルド ハイブリッド |
3,036,000円 | 24万円 | |
X Smart Edition | 2WD | AT | 次世代 ハイブリッド |
2,953,500円 | 23万円 | |
X Black Tone Edition (特別仕様車) |
2WD | AT | 次世代 ハイブリッド |
3,410,000円 | 26万円 | |
X Black Tone Edition (特別仕様車) |
4WD | AT | 次世代 ハイブリッド |
3,646,400円 | 23万円 | |
X Black Tone Edition (特別仕様車) |
2WD | MT | 次世代 ハイブリッド |
3,546,380円 | 24万円 | |
X Black Tone Edition (特別仕様車) |
4WD | MT | 次世代 ハイブリッド |
3,782,880円 | 27万円 | |
X L Package |
2WD | AT | 次世代 ハイブリッド |
3,769,480円 | 25万円 | |
X L Package | 4WD | AT | 次世代 ハイブリッド |
3,915,980円 | 28万円 | |
X L Package | 2WD | MT | 次世代 ハイブリッド |
3,679,480円 | 27万円 | |
X L Package | 4WD | MT | 次世代 ハイブリッド |
3.915.980円 | 28万円 |
CX-30は、パワーユニットや駆動方式、シフト方式がさまざまのため、単純に価格に値引き率が比例していないようです。
グレード間で、機能や性能がかなり異なりますので、どのグレードを選択するか、慎重に検討して決めた方がよいでしょう。
「やっぱりこっちのグレードにしようかな……」とグレードの迷いが出てしまうと、値引き交渉は最初からやり直しになってしまう可能性もあります。
最初にグレードを決めてから、グレード別の値引き相場や最大額を確認して、交渉に挑むことをおすすめします。
CX-30の値引き最大額を引き出すには
CX-30のグレード別の値引き相場や最大額を確認した後は、値引き交渉のテクニック見てみましょう。
値引き交渉のテクニックを駆使することは、思っていたよりも多くの値引き額を獲得できるチャンスとなります。
さまざまな口コミや体験談をもとに、値引き交渉術のポイントを押さえながら解説していきますので、商談前にしっかりと準備して、値引きの最大額を引き出しましょう。
また、値引きだけでなく、サービスやプレゼント、諸経費のカットなどの購入価格を最小限におさえるコツも紹介します。
それらも活用しながら、CX-30をもっとも安く購入することを目指しましょう!
CX-30の値引きは渋い?値引き最大額を把握する
もともと、値引きをあまりしないと言われているマツダ。
しかし、登場から3年が経過していますので、値引きの交渉もしやすい時期となってきています。
2022年8月に2Lガソリンがマイルドハイブリッドに変更されたばかりで、これから人気が上がると予想されているCX-30。
まずは、新しいパワーユニット「e-SKYACTIV G」を搭載した「20S Proactive Touring Selection(4WD)」を例に車両本体価格の構成を見てみましょう。
(例)「20S Proactive Touring Selection(4WD)」3,036,000円の場合
- 車両本体販売価格|3,036,000円
- 車の仕入れ値|2,428,800円|約80%
(内訳)- 車をつくる費用|1,821,600円|約60%
- メーカーの利益|607,200円|約20%
- ディーラーに入る利益|607,200円|約20%
ディーラーは赤字になるほど値引きはしてくれないため、ディーラーに入る利益とその他の諸経費を引いた金額から値引きをしてくれます。
では、今までどれくらいの値引きがおこなわれてきたのか、過去1年間のCX-30の値引きを見てみましょう。
年月 | 値引き額 |
2022年8月 | 25万円 |
2022年7月 | 22万円 |
2022年6月 | 22万円 |
2022年5月 | 22万円 |
2022年4月 | 20万円 |
2022年3月 | 20万円 |
2022年2月 | 15万円 |
2022年1月 | 15万円 |
2021年12月 | 17万円 |
2021年11月 | 16万円 |
2021年10月 | 16万円 |
2021年9月 | 16万円 |
2021年3月頃から値引き額が上がってきていることがわかります。
車両本体の値引きは10%程度が目安と一般的に言われておりますが、マツダは基本10〜20万円くらいしか値引かないと言われています。
しかし、現在、平均25万円と車両本体価格の10%に近い金額が値引きされており、最高の値引き額を更新中です。
これに加え、オプションの値引きやディーラーで開催されるフェアの利用、値引き以外で購入価格をおさえる方法などを駆使することで、現在の値引きの最大額をさらに越えるかもしれません。
ここからは、値引きの最大額を獲得するための手法をさまざまな観点から見ていきますので、ぜひ参考にしてください。
車が安くなるのは年に5回もある!?大幅値引きの時期を見極めよう
画像引用元:マツダ公式ホームページ
CX-30を購入するなら、絶対知っておきたいのは「安い時期」です。
他の業界と同様に、ディーラーでもセールやフェアもおこなわれており、明確に安くなるときが存在します。
その時期を見極めることによって、5〜10万円程度お得に買えるかもしれません。
それでは、車の購入が安い時期をひとつずつ見ていきましょう。
- モデルチェンジ前
- 3月と9月の決算時期
- 1月の初売り
- 7月と12月のボーナス時期
モデルチェンジは不定期ですが、その他の時期は毎年同じです。
値引きが大きくなるこれらの時期にタイミングを合わせ、他の値引きが増大する要素も組み合わせて、値引きの最大額を狙って交渉を進めていきましょう。
CX-30のモデルチェンジを狙えるか
2019年に登場してから現在まで、一部改良やグレードの追加などはありましたが、モデルチェンジはまだ一度もされていないCX-30。
まずは、CX-30の登場から現在までの歴史をみてみましょう。
時期 | 内容 |
2019年10月 | 初代CX-30登場 |
2020年1月 | 「SKYACTIV-X」搭載車を追加 |
2020年12月 | 改良 |
2021年4月 | 一部改良 |
2021年10月 | 一部改良 |
2022年8月 | 一部改良・マイルドハイブリッド追加 |
2022年8月に一部改良とマイルドハイブリッドが追加されたばかりですが、登場してから3年経ったので、今後いつモデルチェンジが発表されてもおかしくはない状況です。
また、マツダは5~7年でフルモデルチェンジすることが多いと言われていますので、2代目のCX-30は2024年以降であることが予測されます。
そのため、フルモデルチェンジではなく、マイナーチェンジを狙うのも手です。
モデルチェンジ前は、新しいCX-30に注目が集まり、在庫車やモデルチェンジ後に装備できないオプションをたくさん抱えていたりすると、現行のCX-30は、大幅な値引きをしてでも売ってしまいたいと考えます。
今すぐに購入予定がない場合は、モデルチェンジの発表に合わせて購入時期を決めるのもよいでしょう。
年度末決算・中間決算セールを狙おう
決算時期はどの会社でも実績を気にする時期です。
ディーラーも同じく、販売台数の獲得に一番力を入れる時期が決算期となります。
一番値引きに効果がある時期は3月で、続いて9月です。
なぜならば、国内車のディーラーでは、3月が決算期となっており、9月が中間決算期にあたるからです。
また、販売奨励金がメーカーから出ることも関係しています。
販売ノルマが課せられている営業マンであれば、目標を達成するためになんとかして販売につなげ、ノルマを達成しようとするので、値引き交渉を有利に進められる可能性が高いのです。
この時期は、決算フェアと呼ばれる値引きのキャンペーンが大々的に行われることが多いため、フェアの情報をチェックしてからディーラーに足を運んでみましょう。
初売り・ボーナス時期はサービスや特典が多い時期
初売りフェアはCMなどでよく見かけますが、ディーラーごとにプレゼントや成約の特典が用意されていることが多いです。
特に昨年に発売された在庫車が残っている場合、値引き額も大きくなると言われています。
それは、新年がくると、昨年の車は年式がひとつ古くなり、車の価値が下がってしまうからなのです。
他にも、3月の年度末には中古車が売れやすい傾向があるため、新年の頃に高めの査定で買取り在庫を増やしておきたい買取り業者が多数います。
下取りではなく買取りを考えている方は、買取り額が高いこの時期を狙うこともひとつの方法です。
また、ボーナス時期もキャンペーンなどを開催していますので、値引きを引き出しやすい時期となっています。
初売りと同様にサービスや特典が比較的多めの時期ですので、値引きに加え、オプションやその他の特典で購入総額をおさえる方法を考えている方は、この時期を狙ってみましょう。
コンパクトSUVのライバル車で値引き交渉しよう
コンパクトSUVは近年人気が高いため、さまざまな車種が登場しています。
中でも、下記はCX-30と比べられることが多い車種です。
- トヨタ:カローラクロス
- トヨタ:ヤリスクロス
- ホンダ:ヴェゼル
- スバル:XV
上記のライバル車と迷っていることを伝えながら、CX-30の値引き交渉をしていくことで、値引き額を増やすことが可能です。
値引き交渉をする際は、金額で迷っていることを伝えるのではなく、車の魅力で迷っていることを伝えると効果的です。
例えば、CV-30の外装で、上半分はスポーツモデルのようになっていますが、下半分は黒い樹脂となっている部分が多くなっています。
内装であれば、後部座席の視界が他のライバル車に比べてあまり評判がよくないようです。
これらの点をあげて、CX-30では値引きで対抗するしかないように持っていければ、値引き額をプラスしてくれるかもしれません。
悪く言いすぎてもよくないですが、CX-30が本命であることを伝えつつ、交渉をしていくとよいでしょう。
マツダのディーラー同士でCX-30を競合させて値引きを引き出そう
マツダ車を販売するディーラーは全国に存在し、別資本の販売会社が複数あります。
CX-30は、どのディーラーでも購入できますので、マツダのHPでお近くの店舗を検索してみましょう。
地域によって異なりますが、「地域名+マツダ」「マツダオートザム」「アンフィニ」などの会社があります。
販売会社名が違う場合は、別会社となりますので、競合させることが可能です。
特にディーラーが密集している都市では、顧客を獲得するために、ライバル店よりも値引きやサービスをおこなってくれることがありますので、複数のディーラーに足を運んでみることをおすすめします。
しかし、中には「関東マツダ」のように幅広い地域で展開しているディーラーも存在するため、県を超えて遠くのディーラーで見積もりを取ろうとしても同じ会社であることがありますので、注意が必要です。
また、「オートザム+地域名」の場合は、同じ県内であっても、別会社のケースがあります。
マツダのHPでは販売会社名まで確認することができませんので、オートザムの店舗名で検索し、販売している会社名を確認してから商談をおこなうようにした方がよいでしょう。
車両本体だけが値引きではない!ディーラーオプションで値引き額を最大化しよう
画像引用元:マツダ公式ホームページ
車は購入総額が大きいため、つい金額の高い車両本体からの値引きに目がいきがちです。
しかし、車両本体以外にも値引きが可能なものがあります。
中でも、見落としやすい値引きは、ディーラーオプションです。
ディーラーオプションは、車が完成した後につけるオプションのため、ディーラーでは別の会計扱いとなっています。
そのため、車両本体とディーラーオプションを別々に値引き交渉すると、値引き額が増える可能性が高くなります。
一方、メーカーオプションは、メーカーとの取り決めなどがあり、大幅な値下げはできません。
それに比べディーラーオプションは、およそ25〜35%の値引きが可能と言われていますので、交渉することをおすすめします。
また、営業マンからオプションの値引きやサービスをする提案をされる場合がありますが、ご自身が欲しいオプションでなければ、結果的に損をしてしまいますので、慎重に検討した方がよいです。
在庫処分や利益率の高いオプションをあえて勧めてくるケースもありますので注意しましょう。
フットランプなどのイルミネーション装備が充実したヒーリングセレクションや新しくなったドライブレコーダーは、値引きにおすすめのオプションですのでチェックしてみてください。
オプションのサービスであれば、アクリルバイザーやラゲッジトレイなどの安価なオプションが最適です。
ご自身の欲しいディーラーオプションを事前にチェックし、営業マンに交渉してみましょう。
営業マン次第?値引き額が変わってくる可能性も
商談はディーラーの営業マンとしますが、値引きの限界まで交渉するぞ!という気持ちが強くなり過ぎてしまうと、つい無理を言ったり、威圧的な態度をしてしまい、営業マンを敵にまわしてしまうことがあります。
そうすると、営業マンはこの人に車を買ってもらいたいと思えず、熱心に交渉に応じてくれなくなってしまうかもしれません。
営業マンは、ベテランでも新人でも値引きをどこまでするか、最終的な決定権を持っていません。
契約の金額を決めるときは、店長などの責任者に了承を得る必要があります。
営業マンが店長を説得してくれるかは、顧客であるご自身との信頼関係が大事になってきます。
値引きをもっとしてもらいたいきは、営業マンを味方につけ、粘り強く交渉をし、営業マンから店長に積極的に値引きをしてもらえるよう交渉してもらうことが必要です。
購入する意思を明確にし、値引きの希望や交渉相手である営業マンから買いたいということを熱心に伝えるこで、営業マンは頑張って値引きをしてくれるようになるでしょう。
「この人に車を買ってもらいたい」「今後も長くお付き合いをしていきたい」と営業マンに思ってもらえれば、営業マンの方からよい提案をしてくれるかもしれません。
他にも、営業マンを味方にすると、値引きだけでなく、あまり出回っていないCX-30のアドバイスをもらえるかもしれませんし、購入後に点検や修理などのアフターフォローも安心できます。
値引きだけでないのが営業マンとの関係。
今後の付き合いも考慮して値引き交渉に挑みましょう。
最後のお願いは端数カットとガソリン満タン!できる限り出費を軽減しよう
値引き交渉がこれ以上は進まないという段階にくると、メンテナンスパックを割安でつけたり、オプションを追加する代わりに少し値引きをするなどの妥協案を提案されることがあります。
必要とするオプションであれば問題ないですが、不要なオプションをつけてしまうと、結果的に購入金額全体が高くなり、損をすることに。
そこで、営業マンからの代替え案を出してくるころに、端数のカットをお願いしてみましょう。
5,000円前後であれば、すんなりカットしてくれる可能性が高いです。
逆に数万円のカットを狙いたいときは、例えば322万円と提示されているとするなら「320万円になれば契約します」と言い切ってしまうことが有効です。
これで契約がとれるなら……と営業マンが頑張って値引きをしてくれる可能性が高いです。
また、納車時のガソリン満タンをお願いする方法もあります。
納車後もガソリン代はかかってきますので、5,000円程度の経費削減になります。
オプションのおまけをお願いして購入総額をおさえよう
値引き交渉の限界が見え、目標の値引き額にあと少しで達するというときは、値引きの代わりとして、オプションのサービスをお願いしてみるという方法もあります。
高額なオプションを無料にしてくれることはありませんが、安価なディーラーオプションをゼロ円にしてくれたり、取り付け費用を無料にしてくれたりすることがあります。
CX-30であれば、ナビゲーション用SDカードアドバンスが無料になったり、カーナビとETCとドライブレコーダーをすべて購入する場合、取り付け費用が無料になったりしたケースもあるようです。
必需品であるフロアマットやクリアバイザーが無料になったり、コーティングをサービスでしてくれたりするという情報もありますので、ご自身が欲しいオプションで交渉してみましょう。
値引き以外で購入価格をおさえる方法を試してみる
画像引用元:マツダ公式ホームページ
車両本体とオプションの他にも、新車を購入するときにかかる費用があります。
その中から、カットしてもらいやすい経費をご紹介します。
- 納車費用|約10,000円
- 車庫証明の取得代行費用|約15,000円
納車費用は、ディーラーが自宅まで新車を運ぶのにかかる費用で、点検の費用が含まれていることもあります。
ディーラーに自分でとりに行くのであれば、納車費用は必要ありません。
また、車庫証明は自分でも取得できます。
手間はかかってしまいますが、節約につながりますので、検討してみましょう。
走行距離が少ない試乗車はメリットだらけ!大幅値引きを狙おう
車の購入を検討している人に向けて、実際に公道を走ってもらうためにある試乗車。
試乗車に乗ってから、購入を考える人が多いと思いますが、この試乗車は役目を終えると販売されることをご存じでしょうか。
公道を走るためにナンバーを取得しているため中古車にはなりますが、数百キロ程度しか走っていない試乗車もあります。
購入を検討してもらうため、人気グレードでオプション装備が豊富であることがほとんどで、売り上げに直接影響するため、整備はきちんとおこなわれています。
中古車の扱いになるため、新車で車を購入するよりも、数十万円安くなったというケースもあるようです。
納期も早く、中古車といっても市場で売られている中古車よりも圧倒的に傷や汚れが少ないのも特徴です。
新車にこだわりがなく、よいグレードで装備が充実していることを重要視する場合は、検討してみてはいかがでしょうか。
試乗車が販売されているか、またはその予定があるか、ディーラーで最新情報を確認し、タイミングを狙うことで格安でよい状態のCX-30が手に入る可能性が高まります。
展示車は意外と人気!販売予定を聞いてみよう
ディーラーの室内に展示されている車が展示車です。
車の室内や外装や内装をみてもらったり、機能の説明やシートアレンジなどを試せます。
試乗車と同様に購入してもらうために展示しているため、人気の高いグレードで、オプション装備も充実していることがほとんどで、展示車は試乗車よりもダメージが少ないです。
また、展示車はオーダーする新車より値引き額が大きく、値引き交渉もしやすいため、狙っている人が多数います。
もし、求める条件に合致した展示車がある場合、想定していた金額より、もっと安く購入できるかもしれません。
費用をおさえて購入したい方は、ディーラーに展示車の販売について問い合わせてみましょう。
在庫車はお得!値引き額のプラスも
人気車種や短期間で納車を可能にするために、ボディーカラーや仕様が人気の車をあらかじめ発注し、ディーラーが在庫車として確保しています。
ディーラーの業績は、契約数ではなく新車登録台数になるため、売れる時期には早く登録してもらうために、多くの在庫を抱えているケースがあります。
しかしディーラーでは、いつまでも在庫を抱えていることができないため、在庫を優先して販売します。
新車の購入は、ご自身の好みや趣向に合わせてオーダーすることはできますが、ボディカラーやグレード、オプション装備にこだわりが少ない場合、在庫車を選択肢に入れてみるのもよいと思います。
通常の値引き相場よりも数万円〜十数万円の値引きがプラスされることが多いようです。
時期やグレードにもよりますが、「在庫車を買うので、大幅値引きをしてください!」と勝負に出ててみてもよいでしょう。
CX-30のオプションは社外品で代用できる?事前にチェックしてみよう
よく、「社外品は純正オプションに比べてよくない」というイメージがありますが、最近では社外品でもよいものがたくさんあります。
中でも、フロアマットは、CX-30専用に作られている社外品もあります。
価格も純正品よりもお得になっていますので検討してみましょう。
しかし、カーナビは、マツダコネクトというディスプレイが実装されており、純正ディスプレイを使いたい場合は、他社のカーナビが使えません。
ですが、コストを下げることを重視するのであれば、社外品にすると半額以下になる可能性もありますので、カーナビは慎重に検討することをおすすめします。
他にも社外品で代用できるオプションはいろいろありますので、ディーラーオプションのカタログをご自身でチェックしてみてください。
下取りは損?買取りの査定を事前にしよう
画像引用元:マツダ公式ホームページ
現在乗っている車があるならば、中古車相場の限界額で売却し、さらにCX-30の値引きを最大額まで引き出せれば、車の買い替えに大成功したと言えると思います。
しかし、値引きの最大額を引き出せたとしても、下取り価格で結果的に損してしまうケースがとても多いです。
値引きが限界までくると、営業マンから、「下取り価格をアップします」と言われ、得した気分になることがあるかと思いますが、注意が必要です。
現在の車が市場でどれくらいの価値が知らないと数十万円の損になってしまう可能性があるからです。
CX-30の商談をおこなう前に、いくつかの買取り業者で査定をしてもらってから、交渉時に下取り価格を確認するようにしましょう。
下取りと買取りの価格にあまり差がない場合は、どちらにするかメリットやデメリットをみて決めるとよいでしょう。
下取りと買取りのメリット・デメリット
下取り
(メリット)
- 売却と購入の手続きが同時であり、ディーラー側でやってくれるため、手間がかからない
- CX-30が納車されるまで、下取り車に乗り続けることができる
- 中古車市場での価値がほとんどなくても、ある程度の価格をつけてもらえることもある
(デメリット)
- 現金化はできず、CX-30の値引き分にあてられる
- 中古車市場で、ある程度の価値がある車の場合、下取りの方が査定が低いケースが多い
買取り
(メリット)
- 人気の装備品がついていたり、修理の履歴がない場合、査定額がアップすることがある
- 複数の買取り業者で査定してもらい、比較してから売却ができる
- 現金化することができる
(デメリット)
- 買取り業者を探したり、手続きを自分でしたりする手間がかかる
- 売却時に車を引き渡すため、CX-30の納車までに車がない期間が発生する可能性がある
まとめ
値引き自体をあまりしないマツダの人気車種CX-30。
なにも準備せずに商談をすると、5〜10万円ほどの値引きで交渉が終わってしまう可能性があります。
CX-30の発売依頼、平均15万円前後が車両本体の値引き額となっていましたが、2022年の決算期ころから、値引き額が20万円台に上がってきています。
国内のマツダ車の需要はそこまで大きくないため、トヨタ・カローラクロスなどの競合車とどちらにするか迷っているというスタンスを見せれば、値引きは大きくなる可能性が高いです。
改良がされたCX-30の販売が開始されたばかりで、値引き額も増加傾向の今は、まさに買い時です。
本記事の値引き交渉術を活用して、CX-30の値引き最大額を上回る値引きを狙いましょう!