【2022年】トヨタカローラの値引きの最大金額目標と交渉のコツ

1996年11月に初登場以来、使用用途の幅広さ・運転のしやすさ・経済的に優れているという点から小型大衆車として確固たる地位を築いたクルマになります。約半世紀にわたりユーザーを魅了し続け、現在販売されている現行のE180系は、モデルチェンジ12代目になります。カローラは上記のような不動の人気車種でTOYOTAを代表するクルマの1つでもあります。

生産台数に関しては2013年に年間4000万台を突破してTOYOTA自動車の生産台数の約25%がカローラであるということから、ユーザーに愛され続けたクルマと言えるだろう。

現行12代目カローラは、TOYOTA主力車HYBRIDモデル「プリウス」と同じTNGG(GA-Cプラットフォーム)の採用を全車種統一化され、ねじり剛性・走行安定性・コーナリング特性が強化され評価されています。

その他にも、現行カローラシリーズでは初登場の本格小型SUV「カローラクロス」も別種類でラインナップされていて、遊び心満点のクルマ造りが施されておりユーザーの期待に応えられるラインナップ充実がされている。

上記のように半世紀にわたり大人気のカローラですが、気になるのは「新車購入価格と値引き額」です。

本記事では、2022年時点のカローラ値引き情報をまとめています。

「カローラのどの部分を、どこの車種と比較して検討すれば・・」と悩んでいる方も多いと思います。この記事では比較するライバル車種・比較ポイントを明示していますので、一度チェックしていきましょう!

カローラ値引き額の相場

画像引用元:トヨタ公式ホームページ

ここでは口コミなどから調査したカローラ値引き相場を紹介したいと思います。

グレード別での参考値引き額になります。カローラ購入を検討されている方は是非参考に値段交渉をしてみて下さい。

以下は口コミや一般的な値引き率から調査した結果を示した表です。(車両本体価格からの値引き率表示)

グレード 駆動方式 乗車人数 車両価格 平均値引き額 限界目標値引き額
G-X 1,8L CVT(ガソリンモデル) 2WD 5名 1,936,000円 13万円前後 約19万円程度
S 1,8L CVT(ガソリンモデル) 2WD 5名 2,139,500円 13万円前後 約21万円程度
W×B 1,2L TURBO 6MT(ガソリンモデル) 2WD  5名 2,424,400円 13万円前後 約24万円程度
W×B 1,8L CVT(ガソリンモデル) 2WD  5名 2,315,500円 13万円前後 約23万円程度
HYBRID G-X(HYBRIDモデル)  2WD 5名 2,403,500円 13万円前後 約24万円程度
HYBRID S(HYBRIDモデル) 2WD 5名 2,574,000円 13万円前後 約25万円程度
HYBRID W×B(HYBRIDモデル) 2WD 5名 2,750,000円 13万円前後 約27万円程度
HYBRID G-X E-Four(HYBRIDモデル) 4WD 5名 2,601,500円 13万円前後 約26万円程度
HYBRID S E-Four(HYBRIDモデル) 4WD 5名 2,772,000円 13万円前後 約27万円程度
HYBRID W×B E-Four(HYBRIDモデル) 4WD 5名 2,948,000円 13万円前後 約29万円程度

カローラは現在、販売されている種類は全部で10グレードになります。

ガソリン車モデルが全4種類、ハイブリッド車モデルが全6種類から選択できます。

価格も1,936,000円~2,948,000円まであり、最安グレードと最高グレードでは1,012,000円の金額差が発生します。1,936,000円は2WDの「G-X 1,8L CVT」グレード。2,948,000円はハイブリッド車の「HYBRID W×B E-Four」になります。

2022年6月時点でのカローラ限界値引き相場は「平均13万円前後」値引き率は「車両本体価格より約10%前後」「ディーラーオプションより約10~15%」となっています。

1,936,000円は2WDの「G-X 1,8L CVT」グレードでは1,742,400円で193,600円の値引き。

2,948,000円はハイブリッド車の「HYBRID W×B E-Four」では2,653,200円となり294,800円の値引きが期待出来る相場となっている。(店舗により異なる)

もちろんディーラーオプション・下取り車価格交渉などを含めた総額になると値引き額は増額するので購入検討されている方は是非目標にして交渉してみましょう。

新車原価を知り、値引き交渉しやすい時期を狙う

画像引用元:トヨタ公式ホームページ

新車での価格交渉はする・しないで数万~数十万の差が発生します。

「欲しいけど値段が・・」と考える方は多くいると思います。ですが、交渉方法・交渉時期を知る事でより一層購入価格を抑える事が出来ます。

この章では、新車購入費用を抑えたい方に向けて原価構成を基に具体的な交渉方法と交渉時期を紹介します。

新車原価構成を知ろう!

クルマの値引き交渉を実施する際には、新車原価構成を知らないと出来ません。

例えば150万円するクルマに100万円の値引きなどは不可能だからです。

営業マンも販売店利益(ディーラーの利益)からしか値引きが出来ないのが現実です。

その販売店値引き率を把握する事で、値引きに対する目標が出来て、より交渉がスムーズに行えるようになります。一緒にチェックしていきましょう!

車種やメーカー・販売店により違いはありますが、一般的な原価構成は以下のようにされています。
(例、150万円のクルマの原価構成を大雑把に記載しています。)

項目 概要 割合 金額
現材料費+人件費 クルマの原材料費・人件費等 60%程度 90万円
開発費・設備諸費用 クルマの開発費・輸送費など 20%程度 30万円
メーカーの利益 メーカー(TOYOTA)に入る利益 10%程度 15万円
ディーラーの利益 ディーラー(販売店)に入る利益 10%程度 15万円

メーカー主催のセールなどが行われる場合には例外もありますが、製造原価とメーカー利益は車種によって金額が定められているため基本的に価格の調整(値引き)をすることはできません。

つまり、値引きは販売店利益の10%程度の中から捻出されているということです。

もちろん販売店側も、利益がなくなったり赤字が出るような値引きは行いません。それを踏まえると、最大でも値引き額は車両の8~10%程度が限界値となることが考えられます。

上記の表だけ見ると「全然値引き出来ない・・」と思う人もいるかもしれませんが、新車を購入すると諸費用・登録代行費用・納車整備費などが別途必要になります。この部分は販売店の利益になります。

それ以外にも、新車を販売するとディーラーはメーカー側から販売奨励金を給付されます。(この販売奨励金はディーラーの利益になります。)販売奨励金制度は、メーカーが販売奨励金給付でディーラー販売促進をサポートします。販売奨励金を値引き資金に活用し、販売を促進させる目的の給付金になります。

大まかに説明しましたが、上記が車両本体価格以外のディーラーが利益としている項目になります。

車両本体価格以外の項目も頭に入れて、商談に挑みましょう!

フルモデルチェンジ前後

フルモデルチェンジとは内装・外装全く別のものに変更されることを言います。

誰が見ても「新型」とわかるような別のものに進化しています。車種のコンセプト・ターゲット層はそのままです。最も消費者の購買意欲を搔き立てる機会でモデルチェンジ前後は大幅な値引き獲得が期待できる絶好のチャンスになります。

フルモデルチェンジ後の旧モデル車の価値は時間の経過とともに下がるもの。販売店側としては、少しでも早く在庫を販売したいと考えるため、値引きが引き出しやすくなるのです。下記ではステップワゴンのフルモデルチェンジを年号で振り返ります。

一定期間の周期でフルモデルチェンジしています。購入検討されている方はフルモデルチェンジ時期も是非参考にして下さい。

時期 内容
1966年11月 初代E10系カローラ誕生(エンジンを1077㏄「K型」から1166㏄「K-3型」に変更して搭載)
1970年5月 2代目E20系カローラ誕生 (「カローラバンがフルモデルチェンジ。1972年3月カローラレビンが登場」)
1974年4月 3代目E30系カローラ誕生(カローラバン、カローラクーペがフルモデルチェンジ)
1979年3月 4代目E70系カローラ誕生(カローラハードトップ、カローラリフトバック、カローラクーペ、カローラバンがフルモデルチェンジ)
1983年5月 5代目E80系カローラ誕生(カローラレビン、カローラⅡがフルモデルチェンジ)
1987年5月 6代目E90系カローラ誕生(カローラレビン、カローラFX、カローラⅡがフルモデルチェンジ)
1991年6月 7代目E100系カローラ誕生(カローラレビン、カローラバン、カローラワゴン、カローラⅡがフルモデルチェンジ)
1995年5月 8代目E110系カローラ誕生(カローラレビンがフルモデルチェンジ)
2001年5月 9代目E120系カローラ誕生(カローラセダン、カローラスパシオがフルモデルチェンジ)
2006年10月 10代目E140系カローラ誕生(カローラセダンがフルモデルチェンジ。小型トールワゴン車「カローラルミオン」登場)
2012年5月 11代目E160系カローラ誕生(カローラフィールダーがフルモデルチェンジ。「カローラツーリング・カローラスポーツ」登場)
2019年9月 12代目E180系カローラ誕生(「カローラツーリング・カローラスポーツ」が新規受注停止。マイナーチェンジモデルが2022年10月頃登場予定)

(マイナーチェンジ・一部改良などは、ここでは省略いたします。)
上記の表からもわかるように近年のカローラフルモデルチェンジは約6~7年周期でフルモデルチェンジが実施されています。代表的な大衆車なので大幅なフルモデルチェンジは時代の変化があり必要時には変更を実施する方針ですが、基本的には内装・インテリアの装備充実と仕様変更が多くなります。

フルモデルチェンジ後の旧モデルも同じ新車ですが、新型と比べて値引き額は大幅に期待出来ます。

またフルモデルチェンジ以外のポイントとして挙げられるのが、特別仕様車の発表になります。特別仕様車が発売される大きな目的は、旧モデルの販売促進です。新型発表当初は販売台数が伸びますが、月日が経過すると販売台数は伸びません。その伸び悩んでいるタイミングで発表されるのが特別仕様車になります。特別仕様車には人気回復を図る、メーカー側の販売促進の後押しという意味も含まれています。

フルモデルチェンジ時期を考えて、今購入するか・フルモデルチェンジ後にするか一度検討してみましょう!

決算時期を狙う

車を安く購入するためのもう一つの狙い目が決算時期です。

多くのディーラーでは、1台でも多く販売台数を伸ばそうと各ディーラーで値引き合戦が行われます。また、生活環境が変化しやすい3月は車の販売台数が伸びる傾向があり、決算期とも重なるため値引きが引き出しやすくなるのです。

ここでのポイントは3月末で納車引き渡しする事を条件に値引き交渉をする事です。

「3月末での注文は決算時期だから値引き額が増額する」と考える方も多いかもしれませんが、新車は注文してから1ヶ月以上納車まで掛かる事も珍しくありません。カローラの場合はガソリンモデルが約3~5ヶ月程度、HYBRIDモデルが約6ヶ月程度になります。

ディーラーも注文書に印鑑をもらい工場へ生産・出荷依頼を発注、ディーラーにクルマが到着してからは納車準備に追われます。

3月末までに納車引き渡しをしないと正式な販売台数にならないからです。

ディーラーの正式な販売台数を条件に値引き交渉するのもオススメです。

カローラの多種多様な値引き方法

 

画像引用元:トヨタ公式ホームページ

上記で値引き交渉しやすい時期などの説明をしました。

この章では更に踏み込んで、多種多様な値引き交渉方法について解説していきます。

値引き交渉時期+値引き方法で大幅な値引きを獲得しましょう!!

展示車・試乗車を狙う

車は、一度登録を行えば中古車として扱われます。そのため、展示車や試乗車も中古車扱いとはなりますが、走行距離が少なく、ほとんど新車と変わらないような状態のものも少なくありません。

値段交渉の時期は、ディーラーのショールームに入庫されて半年経過又は、完成検査証の有効期限が切れる9か月頃までが、販売時期として多いです。

試乗車・展示車は、同車種の新車と比べれば価格的にはお得です。その為、新車と比べた場合の話ではお得ですが、試乗車・展示車は一度登録を済ませているので中古車扱いになります。中古車で比べると少し割高な感じもあるのが正直な所だと思います。

購入費用を抑えたい方には展示車・試乗車の購入検討もオススメします。

ライバル車種と競合させる

カローラは不動の大衆車になります。その使用用途は企業営業車・公用車・セカンドカーなど幅広く活用できるので、他メーカーでのライバル車種が浮かびにくいのが特徴です。

この章では、同じ大衆車として有名なSUBARU「インプレッサG4」と競合させるのがオススメです。

「インプレッサG4」は車両価格帯も種類によっては同価格帯になります。クルマのボディサイズ・乗車定員も非常に近似しているので詳しく比較を進めていきます。

両車種の省燃費性能・エンジン最高出力を比較していきます。

インプレッサG4「1,6i-L Eye Sight リニアトロニック(2WD)」のガソリン車モデルは、カタログ値燃費WLTCモード14,1㎞/L・市街地モード9,8㎞/L・郊外モード14,9㎞/L・高速道路モード16,7㎞/Lとなっています。

一方カローラの「G-X 1,8L CVT」ガソリン車モデルは、カタログ値燃費WLTCモード14,6㎞/L・市街地モード9,6㎞/L・郊外モード15,9㎞/L・高速道路モード17,6㎞/Lとなっています。上記の比較の結果僅かな差ですが、カローラ「G-X 1,8L CVT」に軍配が上がります。

続いてエンジン最高出力を比較していきます。

インプレッサG4「1,6i-L Eye Sight リニアトロニック(2WD)」は、総排気量1,6L DOHC搭載AVCS(可変バルブタイミング機構)になります。最高出力はエンジン回転数6200rpm/115PSになります。

一方カローラの「G-X 1,8L CVT」は総排気量1,8L 直列4気筒エンジン搭載になります。最高出力はエンジン回転数6200rpm/140PSとなり、上記の比較ではカローラの「G-X 1,8L CVT」の方が、エンジン出力が高い結果になります。同排気量クラスでの比較ですが、燃費性能+エンジン出力性能でカローラに軍配が上がる結果になりました。

ここでの重要ポイントは、インプレッサG4「1,6i-L Eye Sight リニアトロニック(2WD)」を引き合いに出し、カローラ新車価格の値段交渉に臨むことです。

そして「アクティブに走りたい!!」と考えるユーザーには、「W×B 1,2L TURBO 6MT(ガソリンモデル)」というグレードがラインナップされています。グレード名を見てもわかるようにシフトがマニュアル操作車になります。「スポーティな走りを感じたくて、アクティブなドライブがしたい!!」と考えるユーザーも多くいると思います。この紹介したグレードはエンジン総排気量が「1200㏄ TURBO」ということもあり毎年かかる自動車税が「1000㏄~1500㏄」の金額範囲内に該当するので年間約5000円程の節約に繋がります。(但しAT限定免許のユーザーは乗れません。)ドライブをアクティブに楽しみたいと考えているユーザー様は維持費も通常のカローラよりお得になりますので是非一度検討してみてはどうでしょうか。

上記内容を踏まえ、営業マンに正直に話しをすることで相手側にも考えが伝わり理解が得られます。

営業マンに正直に話しする事で、更なる有意義な交渉へ繋げましょう!!

販売店オプションサービス交渉

先程、車両本体価格の値引き率については限度があると説明をしました。

ここではディーラーオプションの「カーナビ」の販売価格と仕入れ価格について説明します。

下記原価構成は、あくまで一例です。一般的な10万円のディーラーオプションのカーナビゲーションについて大雑把に原価構成を作成しました。

顧客販売価格 100,000円
販売店仕入れ価格(業販仕入れ) 70,000円(約70%)
販売店利益 30,000円(約30%)

ディーラーオプションの原価構成からわかる事は、カーナビを販売する事で販売店に30,000円の利益が確保出来ます。(この利益はカーナビ本体のみの利益で取り付け工賃などは含みません。)

カーナビも車体と一緒で旧型になると価格交渉が可能です。最新型ではなく旧型でも機能性は充分確保できると思います。ネットなどで価格を調べて根拠を基にディーラーで価格交渉するのも1つの手段です。

ディーラーオプションの価格交渉をするのもオススメですが、利益率がそこまで大きく無いので価格交渉は難しい部分もあります。ですがオプション項目で値引き額が大幅に期待できる項目があります。

それは、新車購入時に営業マンにオススメされる「メンテナンスパック・コーティング施工」です。「メンテナンスパック・コーティング施工」はカーナビなどの機械を車体に取り付けるオプションではなく、原価率が低いのが特徴です。

新車購入時に営業マンに勧められ、10数万円追加で払っている方も多いと思います。「メンテナンスパック・コーティング施工」は「消耗品確認と軽微な消耗品交換・コーティング洗車」という内容です。

このオプション内容は値段交渉出来る項目になります。購入者の中には無料サービスで付帯されている方もいます。「メンテナンスパック・コーティング施工」は値段交渉を大幅に期待できる項目という認識を持って営業マンと話を進めましょう。

この項目を知っているだけで10数万円の費用節約が出来るので覚えておいて損はないと考えます。

契約目前!営業マンに本気度を示す!

ここまでは購入費用を抑える交渉方法・交渉時期について解説をしてきました。

次は、最終段階です。契約前に営業マンに本気度を示す事で更に値引き額・無料サービスが受けられる可能性があります。最後の踏ん張り所です。納得して新車購入契約出来るよう一緒にチェックしていきましょう!!

最終段階に差し掛かり、営業マンは大きく分けて3つの視点で顧客を観察しています。

①「購入意欲がある顧客」②「購入してくれる可能性がある顧客」③「クルマの説明・価格を聞きに来た顧客」です。

値段交渉などの段階に進むには、営業マンに①又は②に該当する顧客だと認識してもらえればよりスムーズに物事は進みますし、お互い納得して交渉出来ると考えます。

来店された顧客に対して営業マンは②の顧客を①の考え方に寄せるよう会話を進めていきます。

そこで重要なポイントが「実印の存在を示す」「決定権がある人物を同席させる」です。このポイントを抑えれば営業マンに本気度が伝わり、優位に交渉が進み、値段交渉要求を受け止めてくれやすくなります。

「実印の存在を示す」具体的な方法は商談デスクに実印を用意して「金額に納得したら今日契約します!」と言って交渉する。「決定権がある人物を同席させる」は親・妻・夫を同席させて交渉を続ける事です。

実印と印鑑証明は新車契約時には必須です。この実印があれば営業マンは「この顧客本気!」と考え真剣に契約を取るため価格交渉に対応します。「決定権がある人物を同席させる」事も同様の効果が期待できます。

購入決定の一押しが欲しい時は、本気度を伝える上記のテクニックを是非使用して交渉を優位に進めるのもオススメです。

ディーラーでの下取り価格は注意必要?下取り車買取価格を交渉しよう!

画像引用元:トヨタ公式ホームページ

この章では下取り車両がある場合、新車購入予定のディーラーで下取り価格を査定してもらう際に注意するポイントについて解説をしていきたいと思います。

新車購入費用から下取り車価格を引くことで購入費用が抑えられます。下取り価格は車両の人気度や車両を買い取った店舗の販売販路に大きく左右されます。

あくまで一例ですが、100万円が落札相場の車種を110万円で買い取る事は出来ません。

一般的なディーラーでは下取り車を「オークションに出品する」「店舗敷地で販売する」この2つの方法のどちらかを選択します。

オークションの場合の下取り価格の構成ですが、車両下取り金額+オークション会場までの陸送費+出品費用+人件費などを考慮して下取り価格を決める為、下取り価格が低く設定される傾向があります。下取り車も車検切れの状態だと積車などに積み込んでオークション会場まで輸送するので輸送コストも発生します。

一方店舗敷地で販売できるディーラーでは、オークション会場に行く必要が無く、輸送コストや出品費用などが発生しません。交渉次第では価格の大幅アップが狙える可能性もあります。

下取り車査定アップの具体的な方法は、中古車買い取り大手「BIGモーター」「ガリバー」「ネクステージ」などでの査定価格を基準にして新車購入販売店で査定価格交渉する事です。

中古車買い取り大手は販売販路がとても広く自社敷地も多数存在するのでコストが削減出来るので査定価格がディーラーより高値で出る可能性があります。

又現在日本は円安相場です。海外貿易販路を持つ業者などでは輸出による為替差益が発生する為、より査定価格の高値が期待できます。

上記を参考にして数社査定価格の見積を実施して高額査定を獲得しましょう!!

まとめ

画像引用元:トヨタ公式ホームページ

本記事ではカローラの値引き情報・交渉技術・交渉時期などについて解説をしてきました。

ライバル車種と比較する事で営業マンに気持ちが伝わり有意義に交渉が進められます。

更に踏み込んでライバル車性能などを比較して、性能の差に対して車両価格の金額差が妥当なのかも検討した上で交渉に挑みましょう!!

カローラにスポーティを求めるユーザーには「W×B 1,2L TURBO 6MT(ガソリンモデル)」がオススメです。省燃費性能もカタログ値で、WLTCモード15,8㎞/L・市街地モード12,5㎞/L・郊外モード16,0㎞/L・高速道路モード17,7㎞/Lとなっています。HYBRIDモデルには及びませんが、ガソリンエンジンモデルでは省燃費性能を実現しています。

営業マンに「購入して欲しい顧客」として認識してもらえるようアクションを起こしましょう!但し、営業マンという相手の立場を尊重して、過度な要求・交渉は避けましょう!

素敵なカーライフを過ごしましょう!!